お久しぶりです。
本日、物怪夜行記【九尾狐】を更新しました。
九尾狐編も半分くらいまできたかなーどうかなーみたいな感じです。
まあ、九尾狐編は物怪夜行記の導入編も兼ねているので、視点が基本的に九慈か晴日です(検非違使サイドはそうもいきませんが)。
そういう思惑もありまして、あと少しだけ物語の入り口にお付き合いください。
九尾狐編の後も描きたいものが山ほどあります。
なんせ世界は不思議でいっぱいなので、描きたいモノは尽きません。
以下、小話。
小話①
美和御前のイメージは玉藻の前です。そして、彼女の夫である葛葉王は名前の通りなのですが、こちらは話の根幹に少しばかり関わるモチーフなので、続きを待ってもらえれば。
妖狐は今後もお話にガンガン絡んでいく妖怪なので、描いてて楽しいですね。
小話②
包丁と晴日の会話に少しばかり出てきましたが、妖怪にも学校があります。
どんな学校なのかは後々描いていくつもりなので、ここではさらっと。
妖界には東北・中部・西部に三つの学校が存在します。基本的に10歳頃になると通うことができ、就学年数は各学校によりますが、晴日達が通うことになる学校は自主性を重んじる学風のため、妖によっては二十歳を超えても学んでいたりします。要するに、エスカレーター式で小学校~大学までの間を自由なペースで進級していけるみたいな感じです。
ちなみに就学前は名家であれば家庭で教師を雇っての教育をしたりしますが、庶民の妖は各地域にある幼・小児向けの寺子屋のようなところで基本的な作法や知識を学び、その内の希望者のみ各学校へと行くことになります。
細かいところは後々本編でやります。ややこしいです。
八尋と百雷は学校でも大暴れしてましたが、それはまた別のお話。
そんな感じで、学校もそうだし包丁とか伊雪とか熙梟とかの話も描きたいし、鬼の話もしたいし、描きたいものいっぱいです。
やってこー。
では、おやすみなさい。
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